痰の症状

痰は咳や鼻水に比べると悩みになることが少ないかもしれませんが、これも風邪などの異常が疑われる症状の1つになっています。
痰とはネバネバした液体で、これも健康には必要なものです。
色は透明や黄色をしています。
風邪をひいたときなど痰が多く出ることがあり、喉に絡みつくような感覚があり不快感を覚える方もよくおられます。

問題があるのはその不快感だけではありません。
多くの痰が喉に絡むと声がかすれたり、スムーズに声が出なかったりします。
症状がひどかったり、慢性的に症状が続いていたりする場合、これも咳や鼻水のように日常生活に支障が出てお悩みになることも多いです。

痰がひどくて病院で診てもらいたいとき、どこの病院に行けばいいのでしょうか？
これは内科か耳鼻科といった病院が一般的ですが、内科で診てもらって症状が改善しないときなど耳鼻科がおすすめとなります。
痰の症状がひどいときなど、耳鼻科領域の部位に異常が起きている可能性があるためです。

具体的にどこかというと鼻の奥、もしくは喉の奥です。
たとえば鼻の奥に異常が起きており、鼻水が大量に出ている、それが鼻の奥にたまる、喉の方に流れているといった症状があると、それが原因で痰がでていることがあります。
鼻水の異常は内科でも診てもらえますが、鼻の奥で起きているこれら異常に対して詳細な診察を必要とするときは耳鼻科向きです。

喉の奥の異常が原因で痰の症状につながっていることもあります。
そちらで炎症が起きているとやはり痰が出る場合があるのです。
これら鼻や喉の奥の異常について内科では診られないのかというと、実は難しいことがあります。

鼻の奥の鼻水や、喉の奥の炎症といった症状は内科でも診られるように感じるかもしれませんが、これらは各部位を詳細に診察する専用の機器を必要とするため、耳鼻科でお願いするのが基本です。
内科では対応できない場合があります。
これら鼻や喉の奥の部位が原因で起きている痰を診てもらいたいときは、耳鼻科に行くのもおすすめです。

特に耳鼻科で痰の症状を診てもらうといいのは、この症状で長く悩んでいる方や、1日でも早く痰の症状を治したい方などです。
痰の症状も慢性化することがあり、長期間ずっと痰が絡んで困るケースもあります。
このようなときは各部位を詳細に診察して原因をより正確に特定できる耳鼻科に行ってみるといいでしょう。

痰の症状に悩んでおり、これを1日でも早く治したい方も同じです。
耳鼻科に行けば内科では受けられない詳細な診察を受けられるため、早く原因が特定できてより適切な治療を早く受けられます。
痰の症状に困っているときも耳鼻科を考えてみるといいでしょう。