新宿での花粉症治療は耳鼻科?
花粉症の治療で耳鼻科に通院するという選択肢は、間違いではありません。
というよりも、当然の発想であり、当然の行動ですよね。
しかし、花粉症の治療は耳鼻科以外に選択肢がないかといえば、そうではありません。
今回の記事では「そもそも花粉症とはどのような病気なのか」といった部分から適切な受診科目までを解説します。
花粉症と言うのはそもそも、免疫細胞の暴走です。
杉やブタクサなどの花粉が鼻や目などの粘膜に付着すると、花粉に含まれるタンパク質がマクロファージと言う細胞に溶けだします。
それが積み重なることで、後天的に免疫細胞が作られることがあるのです。
この後天的に作られた免疫細胞に花粉に含まれているタンパク質が溶けだすと、免疫細胞はそれを異物とみなし、体の外へ排除しようとします。
その反応が明らかな過剰反応となった場合、くしゃみや鼻水、目のかゆみ、喉のかゆみなどの症状が止まらなくなり、悩まされることになるのです。
場合によっては喘息発作のような症状が現れたり、重篤な場合にはアナフィラキシーショックを引き起こしたりすることもあります。
もちろんそれは稀なケースですが、花粉症は侮れない病気の一つであると言えるでしょう。
つまり簡単に言うと、花粉症はアレルギーの一種なのです。
花粉に含まれているタンパク質はアレルゲンであり、くしゃみや鼻水と言った花粉症の症状は免疫の過剰反応によるアレルギー症状なのです。
花粉症がアレルギー症状であるということは、当然「アレルギー科」も選択肢に入れるべき診療科目になりますよね。
田舎であればアレルギー科のある病院が近所にない、ということもあるかもしれませんが、新宿のような大都会であれば、アレルギー科のある医療機関もかなり存在しています。
もちろん耳鼻科ほどの数はないですが、選択肢として検討できるだけの数は存在しているのです。
では実際、耳鼻科とアレルギー科のどちらに通院するべきなのか、と言う問題になりますよね。
これは単純に「医師の能力次第」というところが大きいでしょう。
医師は経験が非常に重要になる職業なので、アレルギー科の医師よりも花粉症治療に長けている耳鼻科医もたくさん存在しています。
もちろん、その逆も然りです。
口コミなどで調べてみるのが良いでしょう。
とりあえず早急に受診したいと言う場合には、耳鼻科とアレルギー科の両方がある病院に通院すると良いでしょう。
新宿にはそのような病院がたくさんあります。