耳鼻科の選び方とは?
日本国内には非常にたくさんの耳鼻科がありますよね。
大病院ではたいてい耳鼻科を扱っていますし、開業医の運営する街の小さな耳鼻科専門のクリニックも数多く存在しています。
しかし、ほんとうに自分に合った耳鼻科を選ぶにはどのようなポイントを考慮するべきなのでしょうか?
今回は耳鼻科の選び方についての解説です。
耳鼻科の選び方でまず重要になるのは、その耳鼻科が自分の病気に対する治療を得意としているのか否かです。
一言で耳鼻科といっても、花粉症から睡眠時無呼吸症候群までじつにさまざまな治療を行っています。
風邪をひいたときに鼻づまりやのどの痛みがひどく、内科ではなく耳鼻科を選ぶ人も多いでしょう。
耳鼻科医の治療する病気は非常に幅が広いのです。
故に当然、医師によって得意、不得意が生まれてきます。
まずはインターネットなどを利用して、その病院の医師が自分の病気を得意としているのかを調べるのが良いでしょう。
口コミサイトなどを閲覧すれば、医師の能力もある程度把握できますよね。
次に挙げられるのは、医師の人柄です。
医師は医師である前に一人の人間です。
診察とは人間と人間とのコミュニケーションが基本となります。
病気の治療をする際に、医師の態度が悪いとそれだけで嫌になってしまいますよね。
偉そうな態度であったり、質問に対して怪訝な顔をしたり、そういう医師も残念ながら数多く存在しています。
そういった人柄に問題のある医師に病気を任せるのは精神的に苦痛ですよね。
医師の人柄というのも病院選びではとても重要なポイントなのです。
最後は通いやすさです。
どんなにその病気の治療を得意としている名医がいたとしても、その名医の人柄が素晴らしかったとしても、通いにくい場所では通院が難しくなってしまいます。
セカンドオピニオンで遠方の病院に一時的にかかるなら別ですが、治療のために頻繁に通うのであれば通いやすくないと治療が難しくなってしまいます。
「なんとなく病状が回復してきた感じがするから、もういいや」と素人判断で通院を辞めてしまう人も多いですが、治療は最後までしっかりと受けないと、後からどんな症状があらわれるか分かりませんし、症状が息をひそめているだけで病気は進行してしまっている可能性もあります。
自分が通院可能な時間帯に診察をしているのか否か、と言うポイントも、通いやすさに直結する重要ポイントになるでしょう。
どんなに近くてもサラリーマンが日中しか診察していない医療機関に通院するのは困難ですよね。
耳鼻科の選び方を考える際には、通いやすさも最重要事項の一つなのです。